【実機レビュー】Google Pixel Watchを使ってみた感想
2022年12月下旬にGoogle Pixel Watchを購入しておりました。
本記事はGoogle初のスマートウォッチであるPixel Watchを使ってみた感想を述べていこうと思います。
みなさん、こんにちは。@dgetmobileです。よろしくお願いいたします。
Pixel Watchの概要
Google Pixel Watchは2022年10月13日に販売開始されたGoogle初のスマートウォッチです。
Googleはスマートバンドとして有名なFitbitを買収しており、Fitbitのノウハウを生かしてリリースされた製品ですね。
円形の時計らしいディスプレイと高級感のあるステンレスボディが特徴かと思います。
簡単なスペック表は以下の通りです。
スペック | Google Pixel Watch |
OS | Wear OS 3.5 |
サイズ | 直径41mm×高さ12.3mm |
重さ | 36g(バンドを除く) |
ディスプレイ | AMOLEDディスプレイ320ppi 1000nit カスタム 3D Corning® Gorilla® Glass 5 |
プロセッサ | Exynos 9110 SoC Cortex M33 コプロセッサ |
本体カラー | Matte Black/Champagne Gold /Polished Silver |
バッテリー(連続使用可能時間) | 標準 294 mAh 最大 24 時間のバッテリー持ち 充電速度は30分で50% |
搭載機能 | |
通知対応 | ○ |
フィットネス機能 | ○ |
Googleマップナビ | ○ |
FeliCa | ○(現時点ではSuicaとNFC決済のみ) |
GPS機能 | ○ |
防水・防塵 | ○ |
やはり最大の特徴はFeliCaを搭載していることですね。現時点ではSuicaぐらいですが、利用している方がとても多い電子マネーですので、これは嬉しいところです。
Google Pixel Watchを使ってみた感想
質感はめちゃくちゃいい
まず外観についてですが、質感は思っていたよりもすごくいいです。一見可愛らしいデザインですが、実際に装着してみるとステンレスボディが良い!ちょっとした高級感を感じられます。
Apple Watchではアルミニウムボディを選んでいましたが、ステンレス・・・非常に魅力的でした。
購入前はベゼルの太さが野暮ったいと思っていましたが、自分の腕に装着してみると意外と気になりません。
ウォッチフェイスも黒中心ですし、まぁこんなもんかな・・・って感じでした。
操作感は普通に良好。スワイプやリューズによる操作が気持ちいい
「Pixel Watch」操作感ですが普通にスムーズです。この辺は一昔前のスマートウォッチと異なり、モッサリとすることなくサクサク動作可能です。個人的には最近の「Apple Watch」や「Galaxy Watch」等とほぼ同等と感じております。
リューズでスクロールができるのもデジタルクラウンでスクロールする「Apple Watch」に近い操作感となるため、「Apple Watch」からの移行障壁も低いのではないかなと思ってます。
ただ操作感最強は「Galaxy Watch」。ベゼル回転操作は至高の領域です。
バッテリー持ちは微妙。充電環境はどうにかしてくれ。
バッテリー持ちはサクサク系スマートウォッチの宿命ですが、「Pixel Watch」では丸1日が限界です。スマートウォッチの中には14日充電不要といった「HUAWEI Watchシリーズ」もあるのですが、雲泥の差です。
一日の間に時計を外す時間を設けて充電をする必要があるのですが、「Pixel Watch」では充電は専用ケーブルが必要となるため、基本的には定位置で充電する必要があるのもめんどくさいです。
Galaxy WatchのようにGalaxyスマートフォンから充電できたり、Apple Watchのようにサードパーティ製の充電ツールが整ってくればある程度改善されますが、現状は専用ケーブルを購入することでしか充電せざるを得ない「Pixel Watch」さん・・・。Qi充電規格に対応してほしい・・・。と切なる願い。
Pixelと連携しても現状特にメリットはない。
Apple Watchなら顔認証解除をスルーできたり、Macのロック解除をスルーできたりといろいろメリットが出てきますが、現状のPixel Watch、なんならWear OSにはそのような機能はありません。
まぁAndroidには「Smart Lock」機能があるのでそれでいいという方もいらっしゃると思うのですが・・・。
例えばAndroidのロック解除をPixel Watchを装着している間だけスルーできたりするとメリットあると思うんですけど・・・どうでしょう?
(まぁAndroidは指紋認証があるので別にいらないですけどね←)
肝心なFeliCa機能がiDとQuickPayに対応していない
使う前からわかってたことですが、iDとQuickPayに対応していない現状の「Pixel Watch」では私のキャッシュレス決済を支えることはできませんでした。
電車乗るときなんかは「Pitapa」使うので、別にSuicaじゃなくてもいいんですよね・・・。
そしてクレカ決済はできるのですが、それは「Galaxy Watch」でもできちゃうので・・・。
最終的にはGalaxy Watch 4 Classicに買い替えました
結局、Pixel Watchを使ってたら「同じOS、Google Payにも対応、Galaxyとの連携も良い、回転式ベゼルを搭載しているGalaxy Watch 4 Classicで良くね?」となってしまいました。
個人的にはAIアシスタントを車内で多用するので、Wear OSやWatch OSじゃないと嫌ですw
またスマホをGalaxyに変えたこともあって、Pixel Watchを手放すことにしました。
またスマートウォッチは活動量計としての役目もあると思うのですが、個人的にはわざわざ起動するのが面倒なのであまり使ってません。基本自動でアクティビティを認識してくれたときにだけONにしてます。
アクティビティの認識時間もGalaxy Watchの方が早いので、この機能については触れることのないままドナドナすることとなりました。→調べてみると勝手に取得されているようです。
とは言っても貴重なFeliCa搭載のスマートウォッチですので、今後のアップデートやモデルチェンジでApple Watch並に便利なツールに変貌するような香りがしております。
操作感に優れたスマートウォッチが欲しいAndroidユーザーの皆様には是非手にとってみる価値はあると思います。本記事が参考になれば嬉しいです。
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